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週刊コラム 第15回

無くて七癖1~電車内でのウオッチング1
スタッフ 小室 知規

今回から担当が代わって、私が癖について書かせていただきます。さて私は職業柄か、人の姿勢や歩き方をよく観察します。今日はその中で気付いた、電車等で女性に多い座り方についてお話します。まず最初に目に付くのは、脚を組んでいる方でしょうか。次に両膝を付けて、足を開いている方。さらには、横座りの方でしょうか。

では何故、この様な姿勢をするのかを考えてみました。まず脚を組むと言う動作ですが、この姿勢をする方は二つの原因が考えられます。ひとつは、脚の力を抜くと膝が離れてしまうので、脚を組む方。もうひとつは、骨盤に歪みがある方。この歪みの為に、坐骨の出方が違い、腰の高さが左右で変わる為に、背骨が斜めに立ち上がります。この時足を組むと、背骨が真っ直ぐになって、感じが良いようです。

次に、両膝を付けて、足を開く方。これは骨盤の前上部が開いている方に見られるもので、この姿勢をすると、骨盤が閉じて気持ちが良いようです。横座りの方も、坐骨の出方など骨盤の歪みが考えられます。

いずれにしても上記の三つの座り方は、骨盤の歪みをさらに悪くする要因となるので、なさらない様注意して下さい。次週は男性に多い座り方のお話を。

 

週刊コラム 第14回

快適歩行は人間の原点 足・靴・歩行―その13
スタッフ 岸本 竜士

あなたの思い描く美しい脚とはどんな脚でしょうか?

例えば、美しい脚の基本、脚を長く見せるデザイン。実際に脚を長くすることは無理ですが、お尻の筋肉(大・中・小殿筋)を鍛え、お尻の位置を上に上げることで膝上の脚が長く見え、脚の印象はがらりと変わります。

膝下に関しては、下腿三頭筋の腓腹筋が、重要な役割を果たします。ふくらはぎの筋肉が高い位置にあれば足首までの距離が長く見えるということです。同じ下腿三頭筋でも、ヒラメ筋の方を鍛え過ぎると、下の方に筋肉がついてしまい、あまりかっこ良くないので気を付けてください。

身体はたくさんの筋肉で形作られており、その筋肉すべてに役割があります。逆に言えば、特定の動きをすれば特定の筋肉だけが使われ、その筋肉は肥大し、体の外見が変わります。加えて動きに左右差があるほど歪みも生じやすくなります。正しい姿勢、歪みの無い身体、これは人間本来の理想ですが、それらを邪魔しているものは普段の姿勢や身体の使い方です。

人にはそれぞれ癖がありその癖がある限り理想の身体になる事は難しいでしょう。でも諦めずにカラダをデザインし直すことを考えてみてはいかがでしょうか?

今回で「快適歩行は人間の原点」シリーズはひとまず区切りと致します。次回からはスタッフの小室による、その癖についてのシリーズが始まります。

世の中不景気ですが、京子プロポーションは来年も技術と信頼で乗り切る次第です。これも一重に当店に足を運んでくださる皆様のおかげでございます。

それでは皆様、良いお年を、来年も宜しくお願いします。

週刊コラム 第13回

快適歩行は人間の原点 足・靴・歩行―その12
 スタッフ 岸本 竜士

いよいよ寒さも本番ということで、今回のテーマは「冷え性」です。冷え性の原因も様々ですが、今回は自律神経の影響による手足の冷えについてです。活動型の「交感神経」、休息型の「副交感神経」人間はこの二つの神経のバランスにより内臓の働きを調節しています。

ストレス時には交感神経が優位に働き、血液は脳、心臓、筋肉に集中するために、皮膚の末端や消化器系では血流量が低下し、手足は冷えています。逆にリラックス時には、副交感神経優位になり、手足の末梢まで血液が届き、頭寒足熱という、体にとっていい状態になっています。

適度のストレスは、人の行動を活性化させ、能力を高めていきますし、今を生きているという充実した実感が持てますが、それが過度になることによって疲労やプレッシャーから体に影響を及ぼしていくのです。自律神経のバランスを崩しやすいかどうかは、かなり先天的な体質によりますがストレスをまともに受ける人と、うまく受け流せる人とではダメージが違います。

逃れることができないのなら、どう付き合っていくかを考えていきましょう。
@ 完璧を目指さない、A物事をプラス思考で考える、B過去にこだわらない、C人と比較しない、D適度な休息をとる、E深い呼吸を意識する

また、「神経のビタミン」といわれるビタミンB群とCや「天然の精神安定剤」といわれるカルシウムの摂取も大切です。文明社会が発達するほど、生活状況の結果として様々な歪みが出てきているのです。人の体はいすに座ってものを書いたりするように作られておらず、2本の足で立ち、歩き、走り、野山を駆け巡るようにできているということを思い出してください。


週刊コラム 第12回

快適歩行は人間の原点 足・靴・歩行―その11
 
スタッフ 岸本 竜士

今回のテーマは「お年寄りの靴」です。幼児の靴もそうでしたが、ヨーロッパではお年寄りの靴はひとつの分野として扱われていますが、日本ではそのような分野は確立されておりません。お年寄りの歩き方を見ると、ある事に気付きます。

それは幼児期の歩行(二足跡歩行)に戻っていることです。つまり、幼児と同じように足の外側で歩き、歩幅は狭くなり、膝を曲げたまま歩くことによってつまずきやすくなります。反射神経や平衡感覚は鈍ってきているので転びやすくなり、骨も弱くなっていますから骨折しやすくなっています。寝たきり老人の多くは足の怪我や骨折がその原因のひとつになっていると考えると靴選びはとても大事なことだと思います。

したがって、靴はなるべく底が安定していて滑りにくい靴を選んでください。さらに、靴が足から外れてしまわないよう足に密着したものを選ぶ事も大切です。靴の調節具には、マジックテープやファスナーなど着脱が楽に出来るものそして、苦労なく履き易いように靴の履き口は大きく広げられる構造のものを選ぶ方が良いと思います。距離的にあまり歩かないのであれば、軽いものの方が良いと思います。

以上の点からお年寄りの靴は若い人の靴とは違った考えで選ぶ必要があります。

老化防止の運動が、反対に運動できない体になってしまうことがないようにしましょう。


週刊コラム 第11回

快適歩行は人間の原点 足・靴・歩行―その10
 スタッフ 岸本 竜士

今回のテーマは「子供の靴」です。子供が履くべき靴とは、健全な足の成長を妨げない、正しい歩行を促す靴です。逆に悪い靴とは子供の「動き作り」を妨げる靴です。人間は一度自転車に乗れるようになるとしばらく乗っていなくても乗れます。水泳もそうです。いったいどうしてでしょうか?その秘密は脳にあります。

様々な動きをしているときの感覚は、脳に神経回路が作られ記憶されるのです。筋力や持久力は休むと低下していきますが、動きなどの感覚やイメージ、技術は一度身につくとなかなか忘れません。習慣もそうです。学習し、記憶するのです。

特に10歳前後はゴールデンエイジと呼ばれ、生涯において最も運動の習得速度が早い時期だといわれています。この時期は、身体面の発達がまだ成人の50%程度でしかないのに対し、神経系の発達が成人の約95%に達するためです。

したがってこの時期にどのような歩行や運動を行っているかは大変重要です。悪い癖は子供の柔らかい骨を変形させやすく、関節のずれを生む原因となります。そこで問題になるのが、わが国の小・中・高校における、ゴム底に布を張り合わせただけの校内履き、1サイズ幅しかない学校指定靴です。

これらの選択基準は子供の足の特徴や機能などとは全く関係なく、値段や耐久性などの親の都合と、子供の行動を統制しやすいよう学校側の都合が優先されているのが実態です。子供の時の「動き作り」がのちの人生に大きな影響を及ぼすことに我々大人が早く気づき、子供と接するべきであると考えます。

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