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週刊コラム
脚と足に関する基礎知識
1. 脚(leg)について - O脚に関する基礎知識 -
2.足(foot)について - 足首とO脚の意外な関係
    1. 矯正インソールや矯正
       スリッパの危険性

    2. O脚・X脚の人に多い
       「回内足」「外反足」

    3. 足首のゆがみを防止する
      [フットオーソティクス(機能的足底板)]

    4. かかとと土踏まずをサポートする
       [ビルケンシュトックサンダル]
矯正 Q&A


Q2

O脚・X脚を矯正していく上で、問題になることに、足首の関節のゆがみがあります。

O脚・X脚は、医学的には内反膝・外反膝とも言い、まずは膝の周囲が注目されます。しかし、脚のラインをくずしたり、脚と脚の間があく最も大きな原因が、足首の関節(正確に言うと距骨下関節)にある場合も非常に多いのです。

O脚の方は、足をそろえて立つと、内くるぶしの下の出っ張った骨がぶつかり、かかとや内くるぶしがくっつかない場合があります。この出っ張った骨は、くるぶしの下にある7つの小さな骨=「足根骨」のうちの一つです。


* 出っ張る可能生のある足根骨は、詳しい名前を言うと、舟状骨(しゅうじょうこつ)または距骨(きょこつ)、あるいは舟上骨の上にできる小さな骨=外脛骨(がいけいこつ)の場合もあります。
正常な足ゆがんだ足
(外反足、回内足)

この骨は、主に足首の関節が内側にねじれるような「回内」という動きを起こすせいで出っ張ってきます。この内側にねじれる動きは、正常な歩行の中でも起こるのですが、この動きが頻繁にかつ大きく起こると、足首は内側へゆがみ、土踏まず(縦アーチ)がつぶれて来て、ひどくなると足根骨が内側に出っ張ってくるのです。このような足の状態を「回内足」と言います。「回内足」がひどく、かかとが内側へ倒れこんでいる場合は「外反足」とも言います。いずれも慢性的に異常な足の状態です。
このような足になる原因には、もって生まれた足の形やもともと足の裏の筋肉・靭帯が弱い、学生の頃激しく足を使うスポーツをやっていた(陸上、テニス、バスケットや、裸足で行う柔道、剣道など)、などが考えられます。

足部をうしろから見た状態
正常な足ゆがんだ足
(外反足、回内足)

「回内足」「外反足」の人は、同時に偏平足や幅広足になっていることも多く、足が疲れやすかったり、痛みがある人もいます。この状態の足で歩くと、足の裏にかかる体重の移動ラインが、正常な場合より内側を通り(下図)、土踏まずが強く低下します。そのため、親指の付け根の内側に強い負担がかかり、外反母趾にもなりやすいのです。

足の裏にかかる体重の移動ライン
正常な足ゆがんだ足
(外反足、回内足)

また、足から上への影響も大きく、足首の関節が内側へゆがむ(ねじれる)と、足首のラインが実際には曲がっていなくても、ひどく湾曲したように見え、脚と脚の間が離れやすくなります。更に、脚全体が内回りに引っ張られるように動きますので、膝のお皿も内側へ向き、O脚が進行してしまいます。更に連動して股関節も内側に入り、骨盤は前方に傾斜し、下半身だけでなく姿勢全体に悪い影響を与えます。お尻は大きくなり、腰はえび反ってしまうのです。

X脚の人も、「回内足」「外反足」の人が多くみられ、この足首のゆがみが、膝のX型の折れをひどくしています。また姿勢全体に与える影響はO脚の人と同じです。


足首のゆがみ(回内足、外反足)は体全体に悪影響!
  1. 偏平足や幅広足になる。
  2. 足が疲れやすく、足の関節周囲が痛むこともある。
  3. 外反母趾になりやすく、親指の付け根が痛むこともある。
  4. 足の内側の骨(足根骨)が出っ張って、
    かかと、内くるぶし、ふくらはぎの間に隙間ができ、足首が湾曲して見える。
  5. 更に膝が内側に向いてO脚が悪化する。
  6. 腰が反り、出尻垂れ尻、猫背など姿勢全体にも影響。
  7. 腰痛の原因にもなる。

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