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週刊コラム
O脚,X脚,脚と足に関する基礎知識
1. 脚(leg)について - O脚に関する基礎知識 -
    1. O脚って何?
    2. O脚ってどこが悪いの?
    3. O脚の2つのタイプ
    4. O脚はどのくらい直る?
    5. 「理想的な脚」と「正しい脚」
    6. ゆがみのない脚 =「正しい脚」の見方
    7. 新たなゆがみを作らないで!
2.足(foot)について - 足首とO脚の意外な関係
矯正 Q&A


Q3

O脚を作る2つの要素から、O脚には大きく分けて2つのタイプがあると、当店では考えています。

1. 関節のゆがみによるO脚〜若い女性に多いタイプ

脚の骨は曲がっていないのに、関節の連結面のゆがみ―ずれやねじれなどの位置異常―のため、正面から見ると「O字型の脚」になってしまうタイプです。
このタイプのO脚は、若い女性に多いです。
骨自体に変形と言えるほどの湾曲やねじれはありませんが、下半身の関節(骨盤、股関節、膝関節、距骨下関節)にゆがみがあるため、脚が曲がって見え、膝の間にすき間ができるのです。


(「美脚LESSON」P.8より)

イラストのように、ももの骨(大腿骨)、膝下の骨(脛骨、腓骨)、足の関節の周りの骨(足根骨)が全体として、内側に回りこむように動きます。この動きは、股関節(ももの付け根の関節)の内旋という動きによってもたらされます。これによってももの付け根(大転子)は外側に持ち上がり、膝のお皿は内側を向きます。更に膝の裏を後ろへ伸ばしきる動きが加わります。骨盤はこれらの動きに連動して前に傾きます。
(正確に言うと、骨盤は前傾し、股関節は内旋し、膝関節は過伸展し、距骨下関節は回内します)

膝が内側を向いていることと、膝の裏を伸ばしきっていることは、このタイプのO脚の大きな特徴です。
そして足の関節の付近では内くるぶしや、足の内側の骨(足根骨)が出っ張り、かかとの間に隙間ができます。大転子が外側に張り出すと、股下が開き、垂れ尻の原因にもなってしまいます。


2. 骨の形によるO脚〜男性や年配の方に多いタイプ

骨そのものの形からきているO脚です。1.のような「骨が曲がって見える」のと違い、「骨(特に膝下の骨)が実際に曲がっている」場合です。また、骨がねじれている場合もあります。
骨の湾曲が主体のO脚は男性のO脚や、年配の方のO脚に多いです。


骨のねじれが主体のO脚は若い女性のO脚にも見られます。(脛骨そのものの外側への捻じれ=脛骨の外捻が通常よりも大きい場合です)

その他、身長に比べて骨盤が広いとか、くるぶしが大きくてぶつかるなど、骨格全体におけるアンバランスによりO脚になっている場合もあります。

これら、O脚を作る要素となる骨の形をあげてみると、
  1. 1. 膝下の骨(脛骨)湾曲が強い
  2. 足の付け根の骨(足根骨)の形の異常
    (特に外脛骨といって、通常の足根骨の上に余分な小さな骨がついている場合)
  3. 身長に比べて骨盤の横径が広い
  4. 大腿骨の付け根の角度の異常(正確に言うと、大腿骨の頚体角、前捻角が大きい)
などがあります。

男性のO脚や、年配の方のO脚は、膝下の骨の湾曲が主な原因となっていることが多く、この場合、膝はあまり内側を向いていません(注)。膝下の骨(脛骨)の足首に近いあたりが強く湾曲しています(写真参照)。

(注)若い女性に見られる脛骨の外捻が主体のO脚の場合は膝が内向きになりますが、説明が複雑になりますので、このタイプに関しては紙面を改めて述べたいと思います。

まっすぐな脚
(膝が前を向いている)
関節のゆがみによるO脚
(膝が内を向いている)
骨の形によるO脚
(膝が前を向いている)
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