前回のブログに、うちのもうすぐ4歳の子供の足について、「外反偏平足」と書きましたが、
これはさてどんな足でしょう?
偏平足・・・というと、みなさん想像がつくと思います。
土踏まずが下がってしまった足ですね。
体重がかからない状態だと足のアーチがある人でも、立つとぐぐーんとさがってしまう人、多いです。
子供は歩き始めた頃は偏平足で、足裏にも脂肪がついてぷくぷくとした足ですが、小学校入学前までに約70%の子供に土踏まずが形成されるといわれています。
最近はこのパーセンテージがぐっと下がってきているそうなのですが。
さてでは、「外反偏平足」というとどんな足か?
ずばりこんな足です。

かかとを後ろから見てください。「ハ」の字型に、かかとが内に倒れている感じがわかりますか?
このような足を「外反足」というのです。
かかとは、地面に対して垂直に立っている状態が安定しているのですが、「外反足」ではかかとが内側に倒れ「ハ」の字型なっています。こういう足は、ほとんどの場合偏平足になるのです。
そして、内くるぶしの下に、骨が出っ張ってきます(足根骨のうちの距骨、または舟状骨です)。
こういう足の子は、土踏まずが大変できにくいと言わざるを得ません。
筋力の問題もあるかと思いますが、骨格上の問題から(骨と骨の間の関節面の問題といってもよいでしょう)、土踏まずができにくいのです。
こういう子は、足が疲れやすく、長く歩くのが苦手な場合があります。
「はだし保育」とか、「ぞうりで足の指を強くして土踏まずを作ろう」と言う人がいます。
うちの子の保育園も、屋内ではみな「はだし」が基本です。
はだしで足の裏の感覚を育てるのはとても大事なことだと思います。
自然育児派のお母さんに人気の「みさとっこぞうり」とかで足の指を鍛えるのも、よいと思います。
し ・ か ・ し ・・・!!!!
外反偏平足の子は・・・・・・・「はだし」や「ぞうり」では、アーチ形成は期待できないのではないか。
それが私の今の考えです。
外反偏平足の子供のアーチ形成は、難しい。
子供の足を見ながらそう思います。
もうすぐ4歳になる現在、子供の足にアーチはほとんどできていないのです。
「まだまだこれからですよ」と、医者やフットケアセラピストに言われたこともありましたが、そうして半年、一年・・・いっこうにアーチができる気配がありません。
保育園で走り回っているし、他の子と比べて特に運動量が少ないわけではないと思います。
わたしのこれまでの知識を総動員して考えるに、このような足のタイプの子に、自然なアーチ形成は望めない、適切なインソール(足底板)の入った靴を履くことで、正常な筋肉の働くタイミングを確保して、偏平足による不均衡な脚の筋肉使用を防ぐことが大事ではないか、と思っています。
保育園では「はだし」が推奨されることもあると思うのですが、外反偏平足の子供には、これは実は酷なことかもしれません。
靴を履いたままだと蒸れてしまって、靴が嫌い!という子もいるのですが・・・。
足の発達によいといわれる「はだし」も「ぞうり」も、それが向かない子もいるのだ、ということも、知って欲しいなあと思います。
2歳半過ぎても上の写真のような足のお子さんは、要注意です。「外反偏平足」の可能性があります。きちんとしたインソールの入った靴をお勧めします。
あと、爪先立ちや、タオルギャザーなどの運動も必要ですね。
私は保育園に「申し入れ書」を書いて、屋内でも足底板の入った上履きを使用する許可を、保育園からいただきました。
娘は今まで足の痛みを訴えたりしたことはありません。その点では健康に発育しているといえるのでしょう。しかし、足の形を見るにつけ、このまま放置したら、将来足の痛みで悩むことになるのではないか、と危惧します。
そのため、2歳半の時から、オーダーメイドの足底板を使いはじめました。
アーチはできませんが、足底板の入った靴で走り回る子供の脚の動きは、とても安定している、と私は感じています。
足の形に問題があっても、脚の機能を守ることができる、そう思っています。
上の写真を見て、心配になった親御様はいませんか?どうぞご相談下さい。