抱っこひもの「エルゴ」、街でよくみかけます。ここ数年流行っていますよね。
肩ひもが太く、腰のベルトがあり、重い赤ちゃんも楽にだっこできると言われています。
でも今年に入ってから3人のお客様から、「エルゴで抱っこしていると、どうも腰痛が起こる気がする」「エルゴで抱っこしていると骨盤全体が痛くなる」というようなお話をいただいています。
エルゴの腰部分のベルトは、腰骨の部分(骨盤上部)につけるように説明書に書いてあるようなのですが(未確認なので定かではありません)、これがよくないのではないかなあと思います。
↓ こんな感じ
ウエストより下の、腰骨のラインにベルトをつけると、骨盤の上のほうを締める形になってしまい、本来支えるべき骨盤の下のほう(トコちゃんベルトをつけるライン)が開いてしまう力がかかりそうです。
また、そこに赤ちゃんの体重がかかりますから、骨盤全体が悲鳴をあげることもあるでしょう。
私としては、腰骨よりもっと上の、ウエストラインにバックルを持ってきて、骨盤にバックルがかからないようにするのをお勧めしたいです。
(このような使い方をしている写真も、エルゴのホームページにはありました。しかし、街で見かける方ではあまりみません)
↓ こんな感じ お子さんの位置はもっと上いいんですけれど。
この場合も、腹筋を使って姿勢をよくするよう気をつけないと、腰が弱い方は腰痛につながる可能性はあります。
どのようなだっこひもでも、赤ちゃんが重くなればなるほど、長時間使えば使うほど、どうしても負担にはなります。
だから適度な時間で休んで、何時間もの連続使用はしないようにしたほうがよいです。
とはいえ、そうはいかないことも多々あるのが育児ですが・・・(;;
また、エルゴで気になるのは、赤ちゃんの姿勢。
ほとんどの赤ちゃんの背中は、反っています。そして眠ってしまうと、頭が後ろに傾き、背中はますます反ります。
これが気になります・・・。
赤ちゃんは、しっかりとしたお座りができるようになるまでは、背中をまあるくまあるく丸めた姿勢で、抱っこしたり、寝かせたりするのが一番と最近は言われています。
そうすると、よく眠るし、ご機嫌だし、背骨のS字湾曲の発達もよいのです。
私も自分の子供で実践して、本当によく眠るのを経験しました。
スリングで出かけたら3時間寝ていたこともあり、大丈夫?生きてる?とちょっと心配してしまったことも。もちろん、すやすや寝ていたのですが。
背中が反った状態だと、背骨の周りの脊柱起立筋が硬くなってしまい、ますます反り返りやすくなってしまいます。
そして、将来のフラットバック、ストレートネックにつながる可能性があります。
背中をまあるくまあるくしてあげたほうが、余計な緊張がなく、赤ちゃんはご機嫌になりやすいですよ。
スリングでの丸々抱っこ、おひなまきや授乳クッションを使った丸々ベッドで寝かすことで、「赤ちゃんがよく寝るようになった!」という声を当店のお客様からもいただいています。
なぜか昼間のお昼寝が少ない1ヵ月半のあかちゃん、丸々ベッドで寝てもらうようにしたら、その日から眠るようになった、というご報告もいただきました。
だから、この観点からは、抱っこひもはやっぱりスリングがいいと思うんですよね。
赤ちゃんをまあるくまあるく抱っこできます!
私も新生児のときから、2歳9ヶ月まで愛用しました。出かけることの多い私には必需品でしたね。
それでも、エルゴの腰のバックルを、ウエストでとめると、赤ちゃんのひざの位置が少し上がり、ひざが下がって足がぶらんぶらんするよりは、背中の緊張が少なくなるかなとは思います。
でも、スリングに比べると、赤ちゃんの背中はだんぜん反りやすいです。
私としては、やっぱりエルゴは、腰がしっかり座り、「自座位」ができる赤ちゃんから使うのがよいのではないかなあと思います。
それまではスリングをお勧めします。















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